kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

秋の夜長は寂しくて



私の職場は、おおざっぱに言えば自宅から東の方向にあるので
出勤時は朝日に向かい自転車を漕ぎ、
帰宅はおのずと西に向かう訳ですから、
少し前までは、西日に向かい家路を急いでいました。


今では、太陽はとうに沈み、
薄暗い中、ライトを点けての帰宅となっています。
日が短くなりましたね。


秋の深まりをしみじみと感じる今日この頃です。


高齢の方を相手に仕事をしていますが、
夕方、日が陰って夜に向かう時間帯は、
季節に限らず
寂しい気持ちになる方が多いようです。


今の日の入りの早さは、高齢者でなくても一抹の寂しさを感じますが、
先月までは明るかった夕方が、一気に薄暗い風景となり
お年を召した方の受け取り方は、さらに大きいのでしょう。
不安が高じて気持ちが不穏になることも良くあります。


ヘルパーさんが訪問して、
サービスを終えて帰ろうとすると、
「寂しいから帰らないで」と引き止める方もいらっしゃっるそう。
明るい夕方であれば、そういうこともないのでしょうけど。
特にひとり暮らしだと寂しさもひとしお。


季節が進んでいけば
夕暮れの早さに徐々に慣れて、
まして寒い冬が訪れれば、寒いことが一番の関心事になり
寒さ対策など講じなければならず、寂しさは薄まるような気がします。
それにクリスマスやお正月もやってきますし。


たぶん今が一番、気持ちも風景も
物悲しい季節といえるのではないかと思うのです


ハロウィンがありますよ!
野球の日本シリーズが始まりますよ!
そう言って元気づけても、説得力はないようです^^;


本来、秋の夜長は風流なものかもしれませんが、
そうではない方もたくさんいらっしゃることを
目の当たりにするこの頃です。