４歳兄と２歳妹のふたりの孫が時々やってきます。

来るとすぐに始まるのが、階段の昇降遊び。
娘宅はマンションなので、階段は孫にとっては魅力的な遊び場なのです。
楽しんでいる姿を見るのは嬉しいのですが、
危険なので、付きっきりで見守りをしています。

その後のこと。突然、ぽろぽろと涙を流す孫兄。
何ごと？と聞けば、
食べるのを楽しみにしていたアンパンマンのパンが、
いつの間にか妹の手にかかり、修復できないほどにつぶされてしまったからなのです。
今度は親にとがめられて大泣きする妹。

さらに、一口も飲んでいないスープをものの見事にひっくり返して
自分の洋服をスープまみれにする兄。

見ていて、私にはもうできないわ～と思いました。
「子育て」
私も三人の子どもを育ててきて、歩いて来た道ではありますが、
もうできない、できない、こんなこと絶対できない！！

逆に、その時はなぜできた？と考えると、
もちろん、若かったからと言うのが大きいですが、
それ以前に、初めて歩く道だったから、
歩く道が未知数であったからだと思うのです。

たとえそれが険しい道であったとしても疑問すらも出て来ない、
何も考えないからだと思います。

仕事も同じだと思うのです。
60歳を過ぎた今も淡々と働いていますが、
いつの日か退職して昔を振り返ったとしたら、
当時を思い出して、よくぞ続けられたと、きっと思うはず。

子育てにしても仕事にしても、
時間の流れに身を任せ、
無心に一途にやってきたことなんだ！しみじみ思うのです。
（仕事は現在進行形ですが）

さて、これからのことですが、
これから訪れる老後の生活は、初めて歩く道です。
未知の世界です。

どんなふうな世界が待っているのか、楽しみでしかありません✨

通りがかりの公園、お花があるとつい立ち止まってしまいます＾＾