昨日の夕方、西の空があまりにきれいだったので、
思わず写真に収めました。

夕焼けは、
グラデーションと言うほど交じり合っていないくて
色が何層にも重なっていて、まるで水彩画。
優しい色合いでした。

この美しい色、なんという色なのだろう？と好奇心を掻き立てられ
スマホで調べてみました。
なんと「和色大辞典」というものがありました。

色の種類って、何百種類もあるんですよ(@_@)
その中から、この色に近いかな？と選んでみました。

①桔梗鼠（ききょうねずみ）
②珊瑚色（さんごいろ）
③一斤染（いっきんぞめ）
④紅梅色（こうばいいろ）
⑤飴色（あめいろ）

色の呼び名のなんと美しいこと✨
微妙な色の違いを詳細に使い分けています。
日本人の繊細な感覚、素晴らしい！！
③をサーモンピンクとは絶対言いたくないなあ＾＾；

ところで、2024年の大河ドラマ、
紫式部の一生を描く「光る君へ」がスタートしました。
平安時代の雅な貴族の世界を覗けるのが楽しみです。
十二単のお着物など、視覚でも楽しませてくれることと思います。

当時、やんごとなき方の好きな人への愛の告白は、和歌でした。
五七五七七に、ありったけの思いを込めて…
千年以上も前から、優雅に巧みに言葉を操っていたのですから、
こんな素敵な色の名前が生まれてきたのも当然ですね！！

寒い夕方でしたが、
暖かい色の夕焼けを見ることができて
心が温まりました＾＾

夕焼けの色、いとをかし✨