kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

時間はつくるものでしょと叱責された日

いつも時間に追われているので、
もう少し時間があれば、
ちゃんとした晩ご飯が作れて
読みたい本が読めて、
もう少しまとまりのあるブログが書けるのになあ
と思うことは、しょっちゅうです。



子どもが小学生の時のこと
お習字を習っていたのですが、
子どものお稽古を見ているうちに私も習いたくなり、
教えを乞うことになったのです。


私、子どもの時分に書道を習っていましたが、
何十年も遠ざかっていました。
でもなぜがその時、急に、向学心がむくむくと湧いてきたんですね。


先生は、いつも和服を着ていらっしゃるような
凛とした佇まいの素敵な女性。
80歳くらいだったかなと思います。
とても優しい方と言う印象でした。


週、1回の稽古の日には、
自宅で書いたものを提出するのが決まりでした。
細長い、割と大きめの半紙に仮名文字で、
有名な和歌などを書いていたと思います。


たいていは、稽古日に持参できたのですが、
ある時、書けなかったのですね。


仕事しているんだもの、先生もわかってくださる、
逆に忙しいのね、みたいな言葉もかけてくださるかな?と思い
軽い口調で
「時間がなくて、書けませんでした」


先生、にわかに厳しい表情になり


「時間は自分でつくるものでしょ!」
時間がないと言うのは言い訳です、のような言葉も後に続いたと思います。


想像だにしない反応に、頭は真っ白。


衝撃でした。
衝撃以外の何ものでもありませんでしたw


私の心臓に大きな杭(くい)が打ち付けられたのでした、笑


この言葉は、20年経った今も、忘れることなく、色あせもせず
心の中にしっかりと留まっています。


でも、日々「もう少し時間があれば…」と言い続ける私は、
時間のつくり方がまだまだ、下手なのだと思います^^;