kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

優しい管理人と怖い管理人


仕事の関係上、
いろいろなお宅を訪問します。
先日、伺ったのは10階建てくらいのかなり立派なマンション。


自転車置き場はどこ?ざっと探すもわからず…


仕方がないので、
玄関近くに自転車を停めてエントランスに進み、
管理人さんがいる小窓へ。


恐る恐る置き場所を聞くと、「そこに置いて構いませんよ」と。
胸を撫でおろす私、優しい管理人さんで良かった~


ここからは怖い管理人の話。


以前、伺っていたマンションの初老の管理人は、ものすごく怖い人で、
訪問する私たちを目のかたきにしているような
風当りの強さをいつも感じていました。


「そこ、置いちゃダメ、もっと寄せて」
自転車の置き場所を逐一教示。
ちょっと荷物を置いただけで
「ここは共有部分だから、ダメだよ」
目くじら立てて突進してきます。
もう、怖いの何のって。

ヘルパーさんたちからの怒りの訴えが続きました。
マンションの訪問者の中で特に、
介護で訪問する私たちに、当たりが強いような気がします。(思い込みでしょうか?)


入居者の方には、普通の対応のようなのですね。
そりゃそうでしょ、住んでいらっしゃる方に当たったら、
自殺行為ですもんね。


この方のイライラ感はどこから来るの?
推測するに、
年齢からして、定年退職して始められたお仕事なのかも?


管理人のお仕事、一見、楽そうに見えて
掃除やゴミの管理、
植木の手入れや水やりなどの
実は大変な重労働。
さらに入居者の方の対応は、最も気を遣うところでしょう。


以前は、このような労働とは無縁のお仕事だったのかも?


この仕事に、もしかしたら満足していないのかも??(推測です)


そのイライラを私たちにぶつけてくるの??(推測は続く)


でも、ほどなく、この方、おやめになったのです。
ヘルパーさんから管理人が代わったという嬉々とした報告♪
今度は感じの良い人だと。ホッ
私たちの憂鬱も一気に解消したのでした。


初めてのマンションを訪問する時、
いつも、びくびくの私。


優しい管理人さんでありますようにと、ひそかに祈るのです。。