ハラハラしながら「落ち」を待つ
昨日に引き続き、また落語のことなのですが。
落語の最後には、洒落や語呂合わせで締めくくる「落ち」があります。
「落ち」は思わず笑ってしまうものや、そう来たか~と感心するものもあり、すごく楽しみなのです。
それを聞きたいがために、長い噺でも集中して耳を傾けるのです。

先日の落語会、会場内は、折からの花粉の飛散でくしゃみをする人がいたり、それ以上に咳をする人がとても多かったのです。
隣の人も時折、ゴホンゴホンと咳をしていました。
風邪なのか、乾燥によるものなのか、とにかくお客さんは年配の方ばかりなので、この時期は喉の不調が多いのでしょう。
もし、最後の最後で近くの人がくしゃみや咳でもしたら、
手ぐすね引いて待っていた「落ち」がかき消され、全霊を注いだこの時間が水の泡になってしまう。
何のために来たのかわからなくなります。
どうかどうか、最後の最後は、静まり返った中で、はっきりと聞き取れますようにと密かに祈っていました。
一之輔さんの演目は「百年目」
しっかりと聞き取れました。
しっかりと笑えました。
去年作った折り紙のお雛様✨

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