kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

趣味がなにもないっていう人


少し前、同年代の友人Aさんと話をした時のことです。


「昨日、神宮球場に野球を見に行ってきたのよ!」Aさんに伝えました。
私には応援するプロ野球チームがあり、交流戦の観戦に行ったのでした。


「クミコさん、趣味があっていいわね~」Aさん、としみじみと言うのでした。
Aさんだって、好きなもの何かあるでしょと言うと
「なーんにもないわよ」と言います。
「なーんにも」をやけに強調(笑)
「ただ、働くだけよ」と。


たしかに、趣味がなにもないという話、時々聞きます。
例えば
定年で仕事から解放され、ほっとしたのもつかの間。
何もすることがなく、
趣味があったなら充実の老後が送れたのには、よく聞く話。


私、趣味と言えるかどうかわかりませんが、
好きなものがいくつかあります。
ひとつに野球観戦。
それからスポーツ(今、お休み中ですが
そして音楽(好きなアーティスがいます)


ものごとが始まる時って明確な時期はわからず
いつの間にか好きになっていたということが多いと思うですが、
でも、心に響く瞬間てあるんですよね!
ふっと天から舞い降りてくる感じです✨


音楽について言うと、ある日、ある時、ある曲に出会い、
いきなり心を鷲掴みにされたのです💖


でもその状況って、
時間に余裕があって、
気持ちにも余裕がある時ではないかと思うのです。


Aさんはひとりでふたりのお子さんを育てるために、
ずっと必死に働いてきました。
自分の時間をつくりたいとか楽しみを持ちたいと言う発想は、
頭の片隅にもなかったのではと思うのです。


生活の中で小さい「ときめき」はあったとしても、キャッチする余裕がない。
それらは、生活と言う波にのまれて一瞬で消え去っていくもの。
楽しみには結びつかなかったのでしょう。


でも今はお子さんも巣立って行き、ひとりで暮らしているAさん。
ときめきをキャッチできる時間も気持ちの余裕もあるはず。


Aさんにときめく出会いがありますように♡


楽しい老後を供に迎えよう!!