左利きのあなたは…
昨日も大河ドラマ「光る君へ」を楽しみました。
紫式部を演じるのは、吉高由里子さん。
ドラマでは、和歌を書いたり、文(ふみ)を書いたりする場面を良く見ます。
もちろん、文字そのものは専門家がお書きになるのでしょうけど。
筆を持って半紙に向かう姿は、なかなか様になっていますが、
実は、吉高由里子さん、左利きなのだそうです
吉高さん、右手での行動に慣れるため、右手で食事を食べる練習もされたそう。
画面を通して右手で筆を持ち動かす姿は、全く違和感がありません。
筆使いだけではなく、全ての所作を右手で行わなければなりません^^;
大変なことです。
相当努力されたことでしょう!
ドラマを観て思ったのですが、
平安時代だって左利きの人はいたはずですよね。
利き手なんて生まれつきのものなので。
左利きの人は、毛筆が使い辛いと聞きます。
日本語は左から右に書く文字が多く、
「右はね」の字や「道」などの「しんにょう」も書き辛そう。
また、左手で書くと、書いている文字が自分の手で隠れて、
見え辛いという問題もあるそうです。
私、子どもの時にお習字を習っていたので、
その大変さはよくわかります。
身分の高い人であれば、和歌や文を書くことは暮らしの中ではとても大事なこと。
左利きの平安貴族は強制的に右利きに修正されたのかな?
吉高さんを見て思うのでした。
今はそんなことはないと思いますが、
昔は左利きに対しての偏見があったようです。
私の妹は、本当は左利きだったのですが、父に無理やり矯正させられました。
幼いころに直されたので、
スムーズに右手を使うことができるようになりました。
左利き、
野球だったら「サウスポー」、重宝される存在です。
また、左利きの人は「芸術的な才能がある」と言われます。
妹も左利きのままだったら、
また違う人生を歩んでいたのかもしれないと思ったりします。
吉高由里子さんは会見で、
右手を使うことに慣れてきたというようなことを仰りながら、
「藤原家にもフォークを出してほしい」と言われたそう(#^^#)
30年くらい前に買った小倉百人一首 かなり年季が入っています!
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