kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

いつまでもついて回る年齢への思い


「若くていいわねー」とよく言われます。


言っていただくのは、80代、90代の方々からです。
高齢の方と関わることが多い仕事のため
「若い」「若い」と言われるのは日常茶飯事なのです。


人生の大先輩よりも20も30も年下の私。
「若い」と言われる理由は
単に、自分よりも年下という認識のところでの「若い」だと思います。
(えっ、63歳なの?55歳に見えるわよ!ではなく)
それでも、「若い」と言われることは単純に嬉しいものです。


女性にとっては、男性もそうかもしれませんが、
ことに女性にとっては
自分の年齢についての「思い」は一生ついて回るものではないかと思います。


誕生日を迎えるたびに、毎年
またひとつ年を取ったーと憂鬱な気分になっています(-_-;)
そんなふうに思い始めたのは、10代の終わり、20歳くらいになった頃からかなあと。
若さ弾けるその年でも、その時の自分はそう思っていたのですよね~


特に、39から40へ、49から50へ、59から60への
人生の関越えは、事前の心の準備が必要でしたw
気分低下を引き起こさないように、ポジティブな気持ちでこの日を迎えるのです。


ところで、声を大にして言える年齢は10代までだったのかなあと思います。
25を過ぎると、年を聞かれても、適当に濁していたような気がします。


80代の方も90代の方々も、
自分の年齢のことは、必要な時以外は言いたくないというような
そんな雰囲気です。


女心はとはそういうものなのでしょう。
そして、一生続くものなのでしょう。


でも、高齢の方々と関わる中で、そうでもないなと思う時があります。
95歳あたりからは、年齢のことを聞かれると
隠さない、濁さない、躊躇しない、ですw
むしろ自慢、自慢話となります(*^^)v


煩悩や迷いを取り払った悟りの境地でしょうか。
あっぱれ!!