kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

80歳で故郷に帰った友人に思いを馳せる

80歳で、故郷の九州に帰って行った友人Sさん。
あれから、約3カ月経つので、近況を聞きたくてメールをしました。





そのメールに対して、
「こちらの生活も3ケ月になりますが、生活のリズムが全く違っていて、戸惑いながらも
姉妹と楽しく過ごしています」
短文の返事。


50年以上、東京で独り暮らしを続けてきたSさん。
80歳の今も元気ですが、体調が思わしくない時期もあったようです。
東京では近くに頼る人がいないとのこと。
健康に不安が生じた時のことを案じて、ひとり暮らしを解消する決心をしたのです。


そして、故郷の実家で暮らしている寡婦となられたお姉さんとの同居に踏み切りました。
近所には妹さんも住んでいます。


Sさん曰く「元気なうちに帰省しようと思うの。体が動かなくなったら、引っ越しだってできないもの」もっともな理由です。


自由に好きなように50年間、ひとりの生活を楽しんできたSさん。
仕事の傍ら趣味を楽しみ、生活環境は全て自分好みに整えていました。


引っ越しにより、ひとりからふたりへ。
安心感は手に入れたものの
年齢を重ねてからの生活環境の変化は、受け入れるまでに時間がかかることでしょう。




私がメールすると、いつもは返信の代わりに間髪置かず、電話がかかってきていたのです。
今回は電話はありませんでした。


まだまだ落ち着かない心境だと思いますが、前向きなSさんなので、自分で選択した人生に楽しみを見出していくことと確信します。


私ならどうするかな?と思いました。
もし、ひとりになったとしたら。


「自分の好きなように自分のペースで暮らしたいから、ひとり暮らしを続けたいなあ」


でもそう言えるもの、今が心身にゆとりのある状態だからなのかもしれません。


その時になってみないと分からないことかも?です。
人間なんて、弱い生き物ですから(*_*;