kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

引き際が大事

今日、4月1日は令和6年度のスタートの日。
そして一日前は、令和5年度の最後の日でした。
昨日は、いろいろな場面でお別れがあったことと思います。


テレビ界では、
サンデーモーニングの関口宏さん、笑点の林家木久扇さんが、
昨日の放送をもって降板されました。
関口さん80歳。
木久扇さん86歳。
まだまだ余力は残っていると思うのですが、
ご自分の意見や周りからの助言も受け入れての卒業なのでしょう。
心からお疲れさまとお伝えしたいです。
引き際、とても大事だと思いました。
どこぞの政治家にも声を大にして言いたいくらいです笑。


私の仕事のことですが、
会社のこれからについて先日、経営者と話をする機会がありました。
かしこまったものではないのですが、
「クミティさんだって、いつまでも働けるわけじゃないでしょ」と聞かれたので、
私とて60代半ばに差し掛かろうとしているところなので、
そうですね、と言うことしかできませんでした。


高齢化が進んでいる小さい職場です。
経営者曰く、「これからもやれることはやって行こうと思っている」
「でもいずれは自然消滅ね」笑いながら言うのでした。


私が携わっている仕事は、需要に対して供給が追い付かない、
つまり、人手は欲しいけど、やる人がいないというマンパワー不足の状況なのです。


働き手はどんどん高齢化して辞めていくというのに、さらなる働き手が集まらない。
自然消滅も致し方ないことなのかもしれません。


職場は、定年はありません。
働けるだけは働いてほしいと言われているので、
頼られるうちが花と思い、もう少し、頑張ろうと思っています。
なので、潔い引き際なんて言ってる場合ではなく、
精魂尽きた時が、その時と言えるのかもしれません。


ともあれ、
自然消滅よ、と言った経営者の言葉、やけに寂しく響きました。


ソメイヨシノの蕾がふくらんでいました!