K's diary

60代 暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

一読のみです

本を読みたい時は、ほとんどは図書館から借りて読みます。

図書館派なのです。


でも図書館に予約しても相当時間がかかりそうで、今すぐ読みたい時は購入します。


で、読み終わったらほとんどの場合、メルカリで売るというのが流れなのです。


昨日も読み終わった本を一冊、出品しました。


本がきれいな状態であることを伝え、売れやすくするために

説明欄には必ずこの一文を載せます。


一読(いちどく)のみです



ところで昨日の「べらぼう」は、

華やかさとか色気という吉原色が全くない、重く暗い放送回でした。


平賀源内(安田顕さん)の鬼気迫る演技に圧倒されました。


源内先生の姿がもう見られないと思うと、とても寂しいです。


物語が重すぎて気分が晴れない展開となりましたが、

最後の方で、蔦重が自分の店で華々しく本を売り出す場面が映し出されました。


美しく装丁された青本、富本本、細見が並ぶ店先を見て、気持ちがようやく和みました。


当時、これらの本を買った人は、手垢がつくくらいに何回も読み返したことだろうと思いました。


それこそ、文章を暗記するくらいに。


娯楽が少ない時代、本は貴重品であったことでしょう。


メルカリを設定しながら、一読で手放すなんて、ありえないことだと思ったのでした。




息子からもらった本。これから読みます。

自分では絶対選ばないジャンルなので、楽しみたいと思います。

読んだら、もちろん、売ります😊