もはや、誰が悪いかわかりません
ある日、Aさんが体調不良で会社を休みました。
その日のお昼に、当のAさんから会社に電話がありました。
電話に出たのはBさん。
この話の中心人物は、Aさん、Bさん、Cさんの三人。
Aさんは、自分の担当する鈴木さん(仮名)の体調に心配があると言い、自分は見に行けないから、見に行ってほしいと言って来たのです。
たまたま電話に出たBさんは、鈴木さんと言う人も自宅の場所も分からない。
そばにいたCさんに伝えました。
Cさんは鈴木さんのことはよく分かっていて、住所を教えていました。
Bさんは炎天下の中、足早に出かけて行きました。
しかし、出かけて行ったもののなかなか帰ってこない。
ようやく帰ってきた時は、精魂尽き果てたようにふらふらの状態でした。
出発から2時間近く経っていました。ほぼ熱中症状態。
聞くと、Bさん、道に迷ったと言います。
そしたらすかさず、CさんはBさんに向かい怪訝な口調で
どうして電話して聞いてこないの?
Bさんにもプライドがあり聞けなかったのかもしれません。
電話で聞いてくれれば、熱中症にならならないで済んだのにと私も思いました。
これはBさんの落ち度と言えると思います。
あとで全容が分かった社長が今度はCさんに向かい、
「なぜあなた、行かなかったの?」
あなたなら鈴木さんのお宅はわかっているから
ものの30分で行って帰ってこれるでしょ。
Cさんは、「頼まれなかったから…」と不満そうな表情。
誰しも好き好んで、燃えるような屋外になんて出たくありません。
みんな、疲れ果てています。
Cさんの気持ちも分かりますが、
でもCさんが行っていたら、
ことはスムーズに運び、Bさんが熱中症にならなくて済んだと言えるのかもしれません。
そんな中、社長が一声。
そもそも、Aさんが不摂生して体調を崩すからこんなことになったよ!
もはや、誰が悪いかわかりません

このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。