kumi's note

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

駆け込み寺のある幸せ ありがたい言葉

昨日は、予期せぬ通り雨に逢ってしまいました。


昨日の午前中は、担当している3人の方の自宅訪問の予定がありました。
2軒目のお宅を出たところで、なんだが怪しい雲行き。
なんとか帰社するまで降らないで!と祈るも
最後のお宅で、話をしている途中から雨。




面談が終わり、いよいよ退室。
「雨、大丈夫ですか」とお気遣いの言葉。
私、「大丈夫ですよ、雨具、いつも自転車に乗せているので」
でも、それは嘘。
気を使っていただくのが悪くて、そんなウソをさらっと言う私。


それが屈託なく言えるのも
実は面談中から、雨対策を思索していたからなのです。


その方のお宅から、ものの1分(自転車で)くらいのところに、
公営の高齢者住宅があることに気が付き、そこに駆け込もうと思ったのです。


雨はまだ小降りの状態で、びしょ濡れになることもなく
駆け込み寺に
下駄(草履でしたっけ?)ならぬ、自転車を滑り込ませたのでした^^;


そのあと瞬く間に大降りになり
雨脚の強い中、ヘルパーさんらしき方が相次いで2名、ずぶ濡れで入って来ました。


  
   ~゜・_・゜~~゜・_・゜~



遠い昔のことを思い出しました。
ふたりのおさな子の育児に心身ともに疲れ果てていた時のこと。
仕事がある夫に頼ることもできず、
かと言って周りに知り合いは誰もいなくて。


そんな時、当時住んでいたアパートの隣の方(年配のご夫婦)が、
「(困ったことがあったら)いつでも声かけてくださいね」と言ってくださったのです。


救いの言葉でした。
いつでも、駆け込める場所ができたのです。
当時の私にとっては、こころの支えとなりました。
結局、助けを請うことはありませんでしたが、
そのひと言に救われた昔を、懐かしく思い出しました。


雨が上がり、施設を後にしたのは
降り出してから約20分後でした。


ところで、ずぶ濡れのヘルパーさんたち大丈夫だったかな?
着替えは持っていたのかなあ?