人生の大先輩の話が染みる
高齢の方と関わるのが私の仕事。
人生の大先輩の方々の言葉は、奥深くて味わいがあります。
以前も書きましたが、話をしていてワクワクする方がいます。
人間観察が鋭くて、視点がユニーク。言葉のチョイスがすごい人(女性)なのです。
少し前にお会いした時、遥か昔、自分が子育てをしている時を振り返り言われました。
「あの時の自分は、鍵穴から覗くような人間だった」
詳しい経緯はわかりませんが、女手一つで息子さんを育ててこられらたようです。
こんなフレーズ、私はどこをどう絞っても逆立ちしても出てきません。
詩人です✨
かぐや姫の「神田川」の歌詞に紛れ込ませても全く違和感はありません。
当時、周りの子どもたちやそのお母さん方の意気揚々と振る舞う姿を目の当たりにし、
おどおどと暮らす自分の姿がそんな風に思えたそう。
また違う日の訪問では、自分の子どもの時の話をされました。
この方、北国の海辺の生まれで、中学卒業と同時に上京されたそうです。
子どもの頃、食卓に初めて見るような肉料理が並んだそう。
初めて口にする味だったとか。まずかったそうです(笑)
お母さんに何の肉?と聞いたらトドの肉だと。(80年前の話)
トドは食べてもいいの?と聞くと、
「人間はトドの領域には入らないけど、トドが人間の領域に入って来た」と返して来たそう(笑)
またある日、この方が鮭を焼いて食卓に出したら、お母さんに焼き過ぎだと叱れたそう。
お母さん曰く「鮭は、息を吹きかけるぐらいに焼くのが丁度いいんだよ」
この方の感性はお母さんから受け継がれたものだと思うのでした。
来週伺いますが、メモを取りながら聞きたいと思います。
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