なぐさめにならない
支援している方で、転んで左手の指を骨折してしまった方がいます。
高齢なので骨のくっつきが悪いようで、シーネ(ギプス)で2ケ月間も固定し続けているのです。来週あたりは外せるかもしれないそう。
伺った時、こんな話をされました。
怪我のことで友人から言われたそうです。
「(怪我をした手が)左手で良かったわね」と。
利き手が右手なので、利き手でなくて良かったということを言いたかったのでしょう。
「この言い方どう思う?」と私に聞いてきました。
友人から言われたことに対して憤慨しているという様子は全くなくて、表情はニコニコ。
このような言い方をされたら私ならどう思うかを聞きたいのです。
視点や発想がすごくユニークな方です。
私、「そんな言い方、だめですよ」とすかさず答えました。
左手であろうが右手であろうが、大変な思いをしていることは変わりありませんからね、と付け加えました。
そしたら「そうよね」と相槌。
多分、言われた時に違和感を感じたのでしょう。
想像力を巡らせば、もっと気の利いた、その人の気持ちに寄り添った言い方はあるはずだと思いました。
「もし、骨折した手が左手じゃなくて、右手だったらその人なんて言うかしら?」と言われるので
「足じゃなくて良かったわね、と言いますよ」と言ったら大笑いされました。
元旦のバスツアーで🗻✨

このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。