R.P.Gを読んで オフ会のこと
宮部みゆきさんの小説『R・P・G』role.playing.gameを連休中に読み終わりました。
この小説は、ネット上で知り合った他人同士が、父、母、姉、弟の「疑似家族」を営むという設定になっていました。
インターネットが取り持って生まれた家族です。
そしてそこから殺人事件が発生していくというストーリー。
小説の中では、4人の疑似家族が家族会議と称して集まる「オフ会」という場面設定がありました。
この作品は、2001年刊行の小説なので23年前の日本を描いているのですが、
23年前にSNSオフ会がすでに周知されていたことにはとても驚きました。
私、ブログを書くようになって初めて「オフ会」というものの存在を知りました。
ブロガーさんが「オフ会」のことを書いていらっしゃったので。
ところで『R・P・G』は読んでいても古さは全く感じられず、
発行された時期を知らなかったら、20年以上前の小説とは思わないと思います。
ただし、小説の中ではさすがに「スマホ」という記載はどこにも出てこなくて、
「携帯電話」と言う表現でした。
小説のフィナーレは、「えー、うそ!」というような想定外の展開となりました。
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私の場合、インターネットが取り持つ縁と言えば、ブログかと思います。
この繋がりを今、楽しませていただいています。
これからも顔が見えない交流を続けていきたいです!

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