朝ドラが重い 自分流の本の楽しみ方
仕事をしているので、朝ドラ「虎に翼」は録画して夜、観ています。
最近のドラマの内容はとても重いですね。
戦争に関わる裁判がひと段落したと思ったら、今度は尊属殺人の事例。
ここのところドラマは、歴史上の事件などにも深く言及していて、
朝ドラでここまで描く必要性があるのかと言うような思いも正直感じていました。
でもモデルとなった方の人生を描く訳なので、当時の背景や諸々の裁判は
避けては通れないことなのかもしれません。
残すはあと15回くらい。
最後は寅ちゃんの笑顔で明るく締めてほしいと思います。
ところで読書のこと
やっと桐野夏生さんの『アウト』上下巻を読み終えました。
私の場合、集中して読めるのは土日だけなので結構時間がかかりました。
読み応えがあるというかなんというか、
私にとってはとても苦手な、おどろおどろしい内容でした。
体調が悪かったら、読むのを即やめてしまうような小説。
でも、体調が良かったんでしょうね(他人事のように言う)
引き込まれて読みふけりました。
凄惨な事件に手を染めていく雅子。
誰に対しても心を許すことない媚びない姿、そしてそれに相反するような心根の優しさ。
そんな雅子に惹かれまくるのでした。
そして、雅子の犯罪に加担していく仕事仲間のヨシエ。
読みながら、この主人公、雅子を演じるとすれば長澤まさみさんか天海祐希さん。
年配のヨシエ役は、余貴美子さん(虎と翼のおばあちゃん役)が良いのでは?
きっと迫真の演技をしてくれそうと思うのでした。
調べてみると『アウト』は過去にドラマ化されていて
雅子役は田中美佐子さん、ヨシエ役は渡辺えり子さんでした。
小説もそんな自分流の楽しみ方で読んでいます。

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