K's diary

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

こっちも相手もボキャブラリーの量が問われる

電話で相手に「人の名前の漢字」を伝える時、
スムーズに伝わる場面もありますが、
なかなか伝わらなくて、応酬が続くことがあります。


利用者さんがサービスを利用したいと仰った時
その手続きをするのが私の役目です。


利用を希望する事業所さんにその方の名前の漢字を伝えるのですが、
ある時、「實」いう文字を伝えないといけなかったのです。


最初に私、「実る」という字の難しい方の字ですと言いました。
電話口の人、えっ?えっ?という感じ。


ならばと、「ウ冠の下に貫くという字」と言い方を変えます。
「うかんむりの下につらぬくですか~」と要領を得ない。
貫くという字がすっと出て来ない様子。
終いには、「難しい方の実るですね、調べておきまーす」だって。


今後は「戸」(と)いう字。
先ず私、戸建住宅の「こ」という字だと伝えましたが、相手は反応しません。
で、埼玉県戸田市の「戸」
戸田恵梨香の「戸」
と畳みかけますが、暖簾に腕押し。


そうだ!とひらめき
「とびらの戸」ですよ!
あ~わりかりましたと明るい声。
でも「とびら」は「扉」
「戸」、どこにもありません。


また違う場面では「也」という字を伝えなければならなくて。
哲也さんとか、真也さんの「也」(や)


本来は「なり」と言うべきでしょうが、そんなのとっさには出て来ません。
苦し紛れに片仮名の「セ」みたいな字ですよーと私。
そしたら即、「分かりました~」
勘の良い人で良かった。


こっちも相手もボキャブラリーの量が問われます。