K's diary

60代フルタイム操業  暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

ちょっとだけ恐怖

あるお宅に伺うのが、私、ちょっとだけ恐怖なのです。
恐怖という言い方は合っていないかもしれませんが、
でもやっぱり恐怖なのです。


そういう言い方をするとその方って怖い人?と思われるかもしれませんが、怖い人ではありません。
とても上品で優しい80代の女性です。


実はこの方にお会いしていると、
必ずと言っていいほど耐え難い睡魔に襲われるのです


昨日訪問しました。
訪問はいつも午後を希望されます。


伺ったのは午後3時。
午後1時や2時だと、もろ、食後に来る睡魔の餌食になってしまいます。
3時ならまだ大丈夫と思ったのですが、でも睡魔がじわじわと押し寄せて来て、
やばい!耐えるんだ!と自分に言い聞かせるのでした。


気を遣わなくて良い方なので、私の方も気が緩むからだと思いますが、
でも睡魔の一番の原因は、その方の話し方。


よくあるよね、というくらいにとめどなく昔の話が続くのです。
でも毎回違う話です。
その時々の会話からタイムスリップして波及していく感じ。
頭の良い方だと思います。そつのない理路整然とした話ぶりです。


でもお経のように聞こえてきます


とてもしっかりしている方なので、私が眠そうな顔をしていたら見抜かれてしまいます。
それにそんな表情になってしまったら、大変失礼なこと。
必死に目を見開いて話に耳を傾けます。
相槌を打ちながら。


が、もう限界となり瞼がくっつきそうになり
テーブルの下で腿をつねったりするも、特効薬にはならず、
ついに私の頭は一度ガクッとなり、はっとするのでした。


絶対、見られたと思います。


ちょっとだけ恐怖