K's diary

60代 暮らし中の悲喜こもごもをサクッと書いていけたら♪

裏から聴いてきました

サントリーホールで開催されたクラッシックコンサートに行ってきました。


クラッシックのコンサートには、
これまで何回が足を運んでいますが、
今回は、本当に久しぶりでした。
クラシック音楽は、夫が好きなのです。


今コンサートは「三大交響曲の饗宴」というタイトルで
分かりやすそうなので、夫に付いて行ってきました。


楽曲は、
シューベルト「交響曲7番未完成」
ベートーヴェン「運命」
ドヴォルザーク「新世界より」




席はステージの裏でした。
この場所から聴くのは初めてです。


80人近いオーケストラの方々は、後ろ姿しか見えませんが、
ごく間近かで演奏が聴けたのです。


全身全霊をかけて楽器を奏でる気迫が、
背中からも十分に伝わってきました。
演奏中、素早く楽譜をめくるなどの、
正面からでは見えない
緊張感に満ちた動きも見ることができました。


指揮者の方だけは、
表情から、細かい動きからはっきりと窺うことができて、
これは、裏の席の人だけの特権です。


指揮者は渡邊一正さん。
終始笑顔でタクトを振られていて、
それぞれのパートの方への促しや
盛り上がる場面の迫力あるタクトさばき、
裏からでしか見られない感動を味わいました💖



個人的には、
音楽とは、メロディーと歌詞(言葉)が合わさった方が、
つまり、歌があった方が感動すると思っていたのですが、でも、


楽器があって
演奏する人がいて
気持ちがひとつになることでこんな感動が生まれるのだと、
しみじみと思うのでした。


裏から見たというのも、感動を大きくしたのかもしれません。